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本日ご紹介する本はこちら!!
中田英寿 鼓動 小松成美著
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初出場したワールドカップフランス大会からイタリアペルージャへ移籍する前後が書かれております。
中田選手の移籍を巡ってさまざまな人達が関わり混沌としながらも道を切り開いていくノンフィクションの一冊です。
支える関係者の方々の移籍を成功させたいという思いがヒシヒシと伝わってくるドラマティックな内容であの時代の移籍って大変だったんだなと思いました。
サッカー日本代表で20~21歳ながらチームの中心的存在となりワールドカップ初出場の原動力となります。
イランとのワールドカップを出場を賭けた試合は今も記憶に残っております。
中田選手の「やっと決めてくれたか」とインタビューで少し笑った顔が印象的でした。
加熱したメディアやサポーターからスーパーヒーローのような扱いを受けるように。
しかしワールドカップでは勝利することは出来ませんでした。
初出場のワールドカップの興奮で行き過ぎたメディアやサポーターから休む間もない程の騒動に晒されます。
当時としてはまだ目新しいインターネットを取り入れますがサポーターの辛辣な言葉で傷ついてしまいます。
日本代表に選ばれたサッカー選手であるとはいえ、まだ20歳を過ぎたばかりの若者。
サッカー選手である前に人間である。
勘違いを受けるような言動は嘘や捏造された記事を書かれたメディアへの不信感と軽く受け流せない性格や若さによるものだったのかと考えます。
現在でもネットでの誹謗中傷は問題になることも多くこの場面を読んだときは本当に腹が立ちました。
言葉は人を傷つける凶器にもなります。人を傷つけても自分自身は幸せにはなれません。
大会期間中も海外移籍に向け様々な人が動いており、一儲けしようとする怪しげな海外なエージェントもおりサッカービジネスは一筋縄ではいかないんだと思いました。
またサッカーをやりながらも簿記を取得し、さらに簿記1級の試験日と代表のスケジュールが被って代表をしまい辞退しようとするなどすごく勉強熱心。
YouTubeなどで中田英寿さんの選手時代のプレー集やインタビューなどを見ます。
考え方や話し方、ファッション、立ち居振舞いすべてがカッコよく憧れます。
ついにペルージャでデビューした対ユヴェントス戦でこの本は終わります。
次の「誇り」も読むのが楽しみです。
中田英寿 鼓動 お薦めの本📚です。