こんにちは。よろしくお願いいたします。
今回読んだ本はこちら!!
上下巻2冊あります。
かがみの孤城を以前読んで辻村深月さんの他の作品も読んでみたいなと思い、購入し読書しました。
上巻を読んだ感じだと登場人物の若いクリエイターたちの青春の物語なのかなと思って読み進めていましたが、下巻で徐々に明らかになっていく主人公たちの過去や関係。
上巻では伏線が多数あり、下巻を読み進めていくとすべての謎が解ける・・・
登場人物は多くいて、芸術家の卵や小説家などで一つ屋根の下暮らしている。
みんな結構よい人達に見えます。
正直最初は、主人公である女性は苦手なタイプでした。😕
はっきりしすぎる性格はあまり好きにはなれません。
しかし、後半はその純粋さ、素直さ、おかれた境遇に妹と二人で耐え忍ぶ姿?。
そしてそれをすべて知りつつ、どん底だった自分を救ってくれたその子を包み込もうとするような純粋で心優しい小説家。
終わってしまうのが惜しいと思うほど小説に引き込まれました。
とてもやさしい気持ちになれ、どういう伏線だったのかもう一度じっくり読み直しました。
おすすめの作品です!